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熱鍼法とは? 極楽の会 〜龍宮道指導会〜

   熱鍼法(ねっしんほう)は、平田内蔵吉(ひらたくらきち:1901~1945)が創始した独自のヒーリング法です。日々励行することで、心と体を常にベストな状態にチューニングし、様々な心身の不調を整えていくことができます。

 私たちは、平田内蔵吉が提唱した原理に忠実に基づきつつ、心身の活性化、意識化を促し、人間に秘められた未知の可能性を開いていくためのトータルなヒーリング法として熱鍼法をご紹介しています。

 

 内蔵吉は医大在学中の昭和5年に、熱鍼法に関する最初の著作を著し、それが一躍ベストセラーとなって、全国的なブームを巻き起こしました。この本は発刊からわずか半月で30版を重ねています。

 熱鍼法は日本中に急速に広まっていき、医学や民間療法などの専門知識・技術がまったくない主婦や会社員などが修得して実践しました。重病・難病の患者までが治ってしまったという信じられないような記録がたくさん残っています。 

 熱鍼法は戦時下の兵士たちの間にも広まり、衛生状態の悪い戦地で多くの人が命拾いしたといわれていますが、内蔵吉自身は沖縄で戦死しています(享年44歳)。戦後の混乱も相まって、熱鍼法は人々の記憶から忘れ去られていきました。

 

 熱鍼法を健康な人が行なえば、ますます健康が増進され、身体感覚の質、動きの質そのものが細やかになり、これまでの限界をやすやすと突破できるほどの体力、能力を培っていく助けとなるでしょう。また、何となくいつも体調が悪い人や、風邪を引きがちな人など、病気ではないけれど健康でもないという人が熱鍼法を行なえば、より健康な身体作りが可能となります。またすでに病気に罹っている人でも、熱鍼法を励行することで全体の体力が底上げされ、その結果、様々な体調不良や病気なども、自然に快方へと向かっていくのです。

 

 熱鍼法の基礎原理

 皮膚は内臓の鏡と言われるように、内臓の状態はダイレクトに皮膚に表われます。皮膚のある箇所に引きつれや不快感、過敏、麻痺、痛みなどがある時には、その場所に対応した内臓に、何か問題があることを示しています。 

 そこで皮膚の当該部位に、熱鍼器(ねっしんき:熱鍼法で使う電子機器)を使って特別な刺激を与えることで、その部位に対応した各内臓にもヒーリング作用を及ぼしていきます。 当然のことですが、内臓だけではなく、直接刺激した皮膚表面や毛細血管、筋肉などにも、 熱鍼刺激による作用が働き、その部分の血行が促進されて、通常では味わえないような体の軽さ、動きの滑らかさ、気持ちよさをすぐに実感することができます。

 

 熱鍼法講座体験者の声

◎体験談1

 熱鍼器の刺激を受けて驚いたのは、皮膚に対して垂直に髪の毛のように細い鍼が刺さった かのように感じられたことでした。それもほんの一瞬で、後を引かなかったことにもびっく りでした。極細のレーザー光線を0.1秒だけ照射されたかのようにも思えました。<Y.Y. 静 岡県>

 

◎体験談2

 仕事上、重たいものを運ぶことが多く、いつも手と腰に重くるしいコリのような痛みを感じていました。 最初のデモンストレーションの際、腰に施術していただけることになったのですが、まず今現在の自分の腰の動き・感覚を確認するよう促されました。座って軽く体を動かしただけで、腰に何ともいえないこわばりを感じました。 そのあと、寝ころんだ状態で、熱鍼法が開始されました。鍼もお灸の経験もない中での体験でした。熱鍼器の刺激は痛すぎず、熱すぎない刺激で、正直なところこれで痛みがとれるのだろうかと半信半疑でした。 数分施術していただき、起き上がり腰の感覚を再確認しました。えっと思いました。あのこわばりがなくなっていました。おかしいなあと思い何度も動かしました。 驚きと不思議さでいっぱいの中、腰のこわばりが消えたことを伝え、先生にお礼を申し上 げました。その後も腰をいろいろとくねらせてみましたが、なんともなく、楽に動かせました。そしてもうひとつ驚いたことは、体中がぽかぽかとしていたことでした。すごい、そう いう思いがふつふつとわき始めました。<Y.W. 大阪府>

 

◎体験談3

 熱鍼器の刺激は、まさに熱い鍼であり、場所によっては飛び上がりそうになるほどでした。しかし施術後の身体の軽さ、楽さは例えようもなく、体を動かしてみると違いがはっきりとわかります。先生の施術も受けさせていただきましたが、シャープで深さがありまし た。それになんといっても、施術いただいた場所がまるで輝いているかのようで、自分の身体に対してどれだけ無意識であったか思い知らされました。<M.K. 岡山県>

 

◎体験談4

 今回熱鍼法を学ばせていただき、実際に先生方から施術を受けさせていただきましたが、まず熱鍼器が皮膚と垂直に触れ合う、その想像以上の軽いタッチと、鋭さというような感覚に驚きました。灸と鍼の効果を併せ持つという意味が身をもって感じられるようでした。熱鍼器によって皮膚面に波紋が起こって、その連続が繋がって、流れが導かれていくような感覚があり、非常に精妙な技術であると感じました。 

 最初にデモンストレーションとして腰に行なっていただいたのですが、腰 部分の半分を熱鍼器で施術していただき、ほんの一分も経っていなかったと思うのですが、 施術を受けていない半身とは、あまりにも感覚が違っていて驚きました。受けた方の腰半分は軽く、まるで実際に明るくなったような透明感が感じられ、重さやけだるさとは全く無縁で、風が吹き抜けるような感覚がありました。視界までクリアーに感じられるほどでした。 <Y.S. 神奈川県>

 

◎体験談5

 今回、先生が熱鍼法を施術される様子を拝見させていただき、非常に滑らかでリズムカル で、決して皮膚に食い込ませず施術されているのが分かり、私が事前にイメージしていたやりかたとはずいぶん違いました。そして実際に施術していただくと、実に軽やかに滑らかに 身体が動くようになるのが分かり、こんなにも効果が出るとは驚きでした。 また左右で施術した方としなかった方を比べてみると、その差は歴然としていました。< J.S. 岐阜県>

 

※上記体験談は個人的な感想であり、熱鍼法の効果には個人差があります。

猫と爬虫類たちがお迎えする楽園でお待ちしております。

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