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愛の捧げもの

<女神ネットワーク>誕生記念、<夫を連れ去られた妻の会>スタート記念として、新作スライドショー『愛の捧げもの』をご紹介させていただきます。

 

 2015年4月15日。夫・高木一行[たかきかずゆき]の裁判、第一審の判決の日でした。

 私は広島の自宅(龍宮館)で、判決結果の連絡が来るのを待っていました。

 夫の無罪を信じて、約1年間戦ってきた裁判の判決は、「懲役4年半(執行猶予なし)」。

 

 ・・・ 「よい結果」を期待していた私の心は叩きのめされ、完全に固まってしまいました。

 

「これが現実!?」

 

 4年半も夫と離ればなれになるかもしれない・・・夫が逮捕され、ひとり残された時をリフレインするかのような絶望と孤独を味わっているうちに、突然、私の中から歌が鳴り響いてきたのです。 

 

「愛の祈りが 私のからだ やさしく包み込む・・・」

 

 確固としたメロディーと歌詞が、何度も何度も、内的に聴こえてきました。  

 

 私はそのメロディーと歌詞を五線紙に書き留め、再勾留された夫の帰りを待っていました。 

 

 「保釈許可はおりるだろうか?」「いつ帰ってくるのだろう?」 

 

 ・・・さまざまな思いが巡る中、暗い気持ちで心を曇らせることはやめ、このタイミングで現われた愛の祈りの歌を完成させることに、全精力を傾けました。ただ、愛の中に魂をひたし、夫とともに歩んできた道のりを信じることしか、その時の私にはできませんでした。  

 

 そして、約2日くらいで、曲のベースが完成したのです。  

 

 友人たちの尽力により保釈許可がおり、夫は翌日(16日)の夜、大阪拘置所から独りで帰ってきました。 

 

 およそ最悪と考えられる判決であっても、夫の様子は普段と変わらず、「今」をトータルに生きる姿勢を崩しませんでした。

 いざこうした状況に置かれても、「微動だにしない」。・・・口先だけで、「どんな苦難にあっても乗り越えられる」とか、「試練に向かい合う」と言うことは簡単です。しかし、夫と同じ立場に置かれたら、普通は我を忘れてどうにかなってしまうでしょう。

 夫の真のつよさ、器の大きさをこの時あらためて目撃し、夫が言行一致の人であることを確信しました。  

 

 ・・・・・  

 

 オリジナル音楽とクロスオーバーしたのは、薔薇[ばら]のヒーリング・フォトグラフ。 

 

 5月の連休明けに、近くの植物公園で夫と撮影してきました。  

 

 たくさんの種類の薔薇が植えられていましたが、ひとつひとつ、色も形も、香りまでが全部違うのです。 

 

 丁寧に香りをかぎつつ、その香りまでがフォトの中に映し出されるよう祈りをこめて撮りました。  

 

 薔薇の花言葉は「愛」。 薔薇、愛の香りとヴァイブレーション、音楽・・・すべてがひとつに溶け合って、愛の祈りが結晶化したヒーリング・スライドショー『愛の捧げもの』の、コマーシャル・ムービー(完全版スライドショーは、現在のところ、龍宮門メンバーおよび女神ネットワーク・メンバーのみの限定公開とさせていただいております)をお届けします!

 

 Youtube動画としてアップしているため、画質が少々荒いですが、音楽は高音質に設定しております)。

 

 

 我らは、歓喜と感謝に満たされる!!!

 

 

  <愛の捧げもの> 

 作詞・作曲・編曲・歌/高木美佳  

 

 愛の祈りが  

 私のからだ 

 やさしく包み込む 

 

 愛の吐息が  

 私の髪を 

 そっと撫でてくれる 

 

 愛の糸をつむいで 

 物語をつくろう 

 

 愛の海で しなやかに泳ぐ私たち 

 

 

 傷つけ合った 

 どんなことでも 

 愛にゆるされる 

 

 固く閉ざした 

 心でさえも 

 愛に溶かされる 

 

 手と手を合わせ強く 

 愛の言葉唱える 

 

 星空いっぱい 

 愛の祈りを捧げます  

 

 愛の海で 軽やかに生きる私たち

2015.06.06

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